【書評】『脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ』アンドレア・ロック著

最近、寒さや日頃の疲れなどから、休みの日は昼間までぐっすり寝ていることが多いです。そんな状況にプラスの側面を見出すべく、図書館で脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみという本を借りてみました。睡眠習慣を直す気にはどうもならないので、せめてものなぐさみに・・・と思ったら、色々と睡眠の有効性を知り得した気分です^^以下、内容の一部を紹介―

・睡眠は序波睡眠、ノンレム睡眠、レム睡眠に分けられる。はじめに序波睡眠が訪れ、その後ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に訪れる。

・睡眠は日中に体験した出来事を脳内に整理するために必要不可欠。各睡眠区分毎に強みがあり、序波睡眠時には英単語など暗記系のものが脳内に定着しやすく、レム睡眠時にはスポーツの新しいテクニックや歴史、新しい曲などストーリー性、連続性の高いものの記憶がうまくいく。(そういえば、ノンレム睡眠のときは何が起きてるんだろう?)

・夢は新しいアイデアを思いつかせることがしばしばある。これは、睡眠時に脳のうち論理的思考を司る部分が休んでいて、覚醒時には思いつかないような組み合わせなども夢の中で色々と試してみるからだそう(アイデアは既存のものの組み合わせにすぎないとはよくいわれるところなので、これも納得)。

・夢はレム睡眠時にみやすいが、ノンレム睡眠時にも平凡なストーリーなものが多いながら夢の生成が行われているらしい。


まとまりがなくなってしまいましたが、大筋としては、夢というものが人類にとって有益か?という疑問を持った学者達が、睡眠について色々と実験を試みる過程が描かれています。それ自体がストーリー性があっておもしろい上に、睡眠の様々な効用が書かれているために朝寒くて二度寝してしまう・・・と罪悪感を感じている人にはうってつけ(?)の一冊です^^
夢分析などについても多くのページが割かれているので、そちらに興味があるひとにもおすすめ。

脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ
(2006/03/16)
アンドレア・ロック

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日経平均558円高にも驚く。

以前、日経平均646円安に驚く。という記事を書いて、マーケットの波乱時には値動きから心理的に距離を置くことがいいのでは?と書きました。そして、今日も日経平均558円高、ということで驚いています^^;

今日は、日本のGDP成長率速報値が市場予想の年率1.5%を大幅に上回る年率3.7%となったことなどから、大きく日本株が買われたとのことです(日本経済新聞夕刊による)。また、米国でも著名投資家ウォーレン・バフェットが信用保証会社に大規模救済策を提案するなど、金融市場安定化への道筋が開かれたことなどから買い安心感はあったのではないでしょうか。

しかし、米国景気減速は失業率の大幅上昇を背景にほぼ確実な中で、来年度日本の企業利益、特に輸出企業のそれには不安が残ります。もちろん来期の利益減速見込みを織り込む形で輸出企業は下げを主導してきたのですが、基本的にGDP速報は現在の数値、そして株価は将来の利益を見越すものです。
そのように考えると、今回の日経平均大幅上昇も来期見通しが不明瞭な以上、楽観はできないですね(こんなことばかり書いているから、経済学者は暗い見方ばかりしたがるといわれたりするのでしょうか^^;)

北畑事務次官による発言の余波

経済産業省の北畑事務次官が講演でした発言に関して、マネックス証券CEOの松本大さんが骨太な批判を展開しています。以下、『松本大のつぶやき』http://ameblo.jp/monex-oki/entry-10071138606.htmlより引用ー

朝日新聞などの報道によると、経済産業省の北畑事務次官は、講演の中でデイトレーダーについて、「経営にまったく関心がない。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主の典型だ。バカで浮気で無責任というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない」と発言したそうです。

 私はこの発言に対して、抗議を述べたいと思います。

 先ず「経営にまったく関心がない」と云いますが、北畑氏が資本市場にまったく関心がないのではないでしょうか?また、競輪場や競馬場に行く人のことを、暗に「堕落した」人と決めつけているようですが、競輪も競馬も公共賭博ですから、国が率先して国民を堕落させていると云うことでしょうか?そもそもそのように批判されることに気が付かないと云うのは、あまりにもお粗末ではないでしょうか。

 それに長期間持ち続けるだけが「いい株主」であると云うのは、株式市場に対する理解が欠けていると云わざるを得ません。株式が転々縷々する仕組み、即ち株式市場を創ったことにより、経営と所有の分離や、会社の資本に継続的・永遠の命を与えることが可能になり、それが現代経済を飛躍的に成長させたことは明らかであり、そのことを経済政策に携わる官庁のトップが理解していないと云うことに、唖然とします。(後略)

(引用終わり)

実は僕も北畑事務次官の発言を知った際には、あまりの発言の稚拙さに愕然として1記事書いておこうかと思ってはいました。それを雪が降っただけではしゃいで、別の記事に差し替えてしまうところが自分もまた幼稚なのですが^^;

デイトレードに関して拙い知識をもとに少々付け足すと、そういった取引手法が世間に広く認知されたことによって、利益の期待値というものは減少しあるいは手数料を差し引くとマイナスになっているのではないかと思われます。
また、仮に期待値がプラスだとしても、デイトレードのみで生活の糧を得るには一定の元本(いわゆる大きな種銭)が必要になること。更にデイトレードによって得た経験というものは他に利用可能な類のものではないこと等から、友達がデイトレードを始めようと言った場合おそらく僕は止めに入ると思います。

ただ、デイトレーダーの存在によって株式の換金性が増し、株式という商品全般からいわゆる流動性リスクが軽減されていることは厳然たる事実です(松本大さんの記事後半部に似たような指摘)。流動性リスクの減少は株式の商品価値を高めるので、株価にとってはプラスの要素です。この点を評価して、デイトレーダーに関しては「少なくとも資本市場に対しては多大な貢献をしている」といった感じでお茶を濁してはもらえないのでしょうか。

ただでさえ世界的な株価下落で投資家が冷飯を食っている中、経済産業省の事務次官が資本市場に関する不理解と捉えかねられない発言を講演ですると、僕のような弱小投資家ですらですら日本市場に資本投下する気力を失ってしまいます。いわんや外国人投資家をや・・・と、長文になってしまいましたが愚痴ってみました。まったく。

末筆ですが、こういうときに松本大さんのような社会的影響力のある方がブログで建設的な批判を展開してくださるというのは、とても心強いことですね。

雪の日の散歩

今日、朝起きて窓の外を見たら雪が降っていました!僕の住んでいる地域では年1、2回しか雪が積もらないので、これはまたとないチャンスと思い、散歩に出かけました^^

これが、なかなか良かったです。街を歩いている間は交通量は少ないし、近くの緑地公園に入ると一面の銀景色!木々の緑にうっすらと雪がかかっている様子はとても鮮やかで、どこか、北陸にでも旅行に行った気分になりました(ちょうど、友達との金沢旅行が予定が会わずに頓挫したところだったので良かったです◎)

たまたま今頃起きてこのブログをご覧になった方は、お暇があればどこか散歩に出かけてみてはいかがでしょうか?たぶん今日は全国的に雪ですし(まったく確認していないですが;)周辺を歩いてみると、普段見慣れた風景も違った視点で楽しめるのかもしれません^^

追記
さっきネットサーフィンしていたところ、DOUBLEDUTCH directorのブログでおもしろい動画を発見^^ NYグランドステーションで5分間、200人の人々が突如静止するというものなのですが、Improv Everywhereというアート集団によるパフォーマンスとのこと。海外ならではで、いいですね♪




日経平均646円安に驚く。

最近大学でのアルバイトをしていたり、なぜか読書欲が高まったりしていたのでブログの更新をあまりしていませんでした。今日も例にもれず更新する予定は特になかったのですが、先輩がYahoo!ニュースを見ていたのを覗きこんだら、タイトルで書いた「日経平均646円安」が目に飛び込んできて、驚いたのでなにか書こうと思った次第です^^;

少し考察を加えてみましょう(といっても、たいしたことは書かないことを前もってお断りしておきます)。現在の日経平均が13000円程度なので、646円というのはだいたい5%にあたります。ということは、日経平均に採用されるような優良会社225社の評価額が1日にして5%減少したということ。これはTOPIX約1600社においても同様です。すごい、の一言・・・。

そして、このようなときに私たち個人投資家は何をすればいいのでしょうか?結論を先に書くと、どうにも対処のしようがない(笑)といえそうです。もともとこういった下落はシステマティックリスク、あるいはマーケットリスクと呼ばれて、株式投資を行ううえで不可避なものです。また、このようなリスクがリターンの源泉となっているのも確か。そこで、今日のような下落の際には放置しておくか、または「昨日買うより今日のが5%も安い!ラッキーだ。」といって買いに走るのも一法です。あわてて売るようでしたら、そもそもそのような余裕のない資金は株式市場に入れるな、といわれてしまいますしね^^;

そして明日どうなるかというのはまた別の問題、かつ事前の予測などはほとんど神業の域ですので、マーケットに関しては少し距離を持って接するのが、仕事等との兼ね合いを考えるとよいみたいです。

(追記)
これではあまりに内容がなさすぎる、ということで今回の下落の原因となったアメリカ市場の急落、またアメリカ市場の急落の原因となったISM指数という消費に関する指標、それぞれについて書かれたブログを紹介しておきますね。前者は『戦略的ハイテク株投資』というブログの【2月5日の株式市場】という記事、後者は『債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら』というブログの遂に消費が打撃を受けるか。という記事でそれぞれ参照できます。
これらによると、米国経済は景気後退を避けられないであろうことと、その中でも、ウォール街を中心とした金融マンによる消費が激減したことが手痛い状況であるということのようですね。米国消費が大きく落ち込んでいる現状が数値として出てしまった以上、しばらく元気のない相場展開が続くのかもしれません。
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